ODC 産学協同プロジェクト – HOTEL ARTWORK DESIGN -

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今回のODC(大阪デザイナー専門学校)の産学協同プロジェクトは
『 HOTEL ARTWORK DESIGN 』。

 

デザイナーの卵であるグラフィックデザイナー学科の学生総勢100名ほどの学生と共に
2018年に設立される東京都内のホテルのアートワークデザインを手がけています。

 

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学生へのデザインの課題はノンバーバルとして毎年出題し、
今求められるデザインって何だろう?というところから、
さまざまな視点で「デザイン」という言葉の分解からして診(み)たり。

 

しっかりと明確にホテルブランドとしてのデザインコンセプトを明確に持っているホテルって
意外と少なかったり、“ちゃんと”伝わってなかったりするところが多い。

 

だから、利便性や金額なんかで選ぶしか生活者にとっては選択肢がなかったりするわけです。

 
きっと、ホテルオーナーさんだって、一度利用していただいたお客様に
何かしらの満足感を持って帰ってほしい。

 

そして、次にここに来る時にはまた選んでほしいと思っているわけです。

 
その一つとして、アートがその地域の文化・歴史などを表現されていて
そこにしかないアートを見れる体験っていうのも、
ホテルでの楽しみになるようなことになれば単純に面白いんじゃないかと。

 

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さらに、私はホテルをこれから利用するお客様だけがお客様だと思っていません。

 
これからそのホテルに関わる作り手である一人ひとりが将来のお客様にも成り得ていくと。

 

ホテルは一つのコミュニケーションの場所であり、それは設立前から始まっていて、
そこに一人でも多くの将来のお客様に成り得る「ひとり」を巻き込んで行きたいと思うんですね。

 

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そんな考えから、「ホテル」というコミュニケーションの場所を、
多くの学生にも知っていただくきっかけを提供しました。

 

そこに学生たちの想いも寄せる。自分が描いたアートがそのホテルで
ずっと飾られていて、誰かの目に触れることって何だか素晴らしいなと。

 

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自分がいつの日かそこに泊まりに行った時に、
「私のアートが飾られている部屋ってどこだろう?」
(見つけるまで毎回、そのホテルに泊まり続けたり…)

 

ホテル側にとっても、お客様になる人にとっても、作り手にとっても、
みんながコミュニケーションできるところに
いろいろなモノやコトが集まってくるのだと思っています。

 

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今回は中間発表会ということで1点1点チェックさせていただき、
アートのおもしろさ、ブラッシュアップしていってほしいところを
一人ひとりお話しました。

 
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ブラッシュアップ後、どんな仕上がりになるのかいまから楽しみです。(冨士)